アマミチュー
『アマミチュー』とは、琉球を作った女神のこと。
琉球を創生したとされるアマミチュー(アマミキヨ、とも)とシルミチュー(シネリキヨ)が暮らしたのがこの島だとされていて、浜比嘉島は琉球創生神話において重要な島なのです。
アマミチューは女神、シルミチューは男神。二人でセットの神様で、キリスト教のアダムとイブとどこか似ていたります。
ちなみにこのアマミチューは「奄美」の語源とされています。
奄美地方は現在鹿児島県になっていますが、琉球文化圏に属していることを示すエピソードの一つではないでしょうか。
アマミチューの墓
海に挟まれた海中道路を走り、浜比嘉島に行ける大きな橋を渡り、T字路を左に曲がって3分ぐらい走行すると左側に『アマミチューの墓』が見えてきます。ちょっと小さいですが看板がありますのでそこが入口です。
マップではこの位置にあります。
コンクリートの道を進むとアマミチューの島に入ります。
アマミチューの島を左側の海沿いに少し歩いていきます。季節によっては海面がバシャバシャになって塩が水しぶきとなり飛んできますので簡単に拭けるものを準備したほうがよいかも。
見えてきました。『アマミチューの墓』です。
案内板があります。
それでは階段を上がってみましょう。すこし足元がデコボコしていますので小さなお子様は注意です。
数段のぼると、見えてきました。『アマミチューのお墓』です。
岩の中に作られたお墓ですね。沖縄の古いお墓はこのような自然をうまく利用して作られているのが多数あります。
ダイナミックで迫力があります。
参拝を終えて戻りましょう!
振り向くとあの有名な『ハートロック岩』に似ている場所があります。
まさしく『ハートロック岩』ですね。
以上、アマミチューのお墓でした。
最近はSNSの拡散で依然と比べて観光の方が増えたと思います。
にぎやかで良いとは思いますが浜比嘉島の島民に迷惑をかけないように気を付けてください。
そしてゴミは持ち帰りましょう!